曇天の続き

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2002-01-26 Sat.

タチもガラも悪い

2002-01-26

1997年頃に僕の中で原千晶ブームが到来したことがある.確か,何かの理由で,「アジア太郎」(フジ)を見ることができたことがそのきっかけになったんだと思う.その後,「ごきげんよう」(フジ)に原千晶が出ていて,3日間見ているうちにはまってしまった.よくある話だけど,今になって思うと「なにがよかったんだろう?」という疑問だけが残る.

その原千晶だけど,数年前の「24時間テレビ」(NTV)に出演していたことをよく覚えている.そのときには,転校を繰り返した少女時代の話をしていた.彼女は小学生の時に転校したらしく,その転校先で激しいいじめにあった.友達ができなくて寂しいときに,以前通っていた小学校の友達から手紙が来て,励まされたらしい.番組ではその話が披露され,その友達との感動の再会が演出された.

その頃は,もう原千晶のいわゆる「キャラ先行」型自作自演について理解できていたので,「まただよ」と思いつつ見ていた.上の話だけ聞くと,心温まる話のようでいいのだが,後々になって,実はそのいじめられた転校先というのが僕の通った小学校であることが判明した.時期を考えると,向こうの方が数学年上だが,同じ頃に同じ小学校に通っていたことになる(弟とは同学年.そういえば同じクラスに「原」という名字のやついたよ).つまり,僕の通った学校は,原千晶がいじめにあった小学校として扱われていたのだった.ああいう「感動的な」番組でも,受け取り手によっては複雑な気分にさせることがあるんだなってことをここから学んだ.まあ,結局僕の通った小学校は転校生に対して優しさのかけらも持たない人たちの集まりだったんだね.全国ネットで高々と宣言されてしまった.

ところで「原千晶が医師免許持っている」というwebが存在します.かなり古いネタらしいんだけど,結局インターネットって情報の垂れ流しの場所なんです.

「原千晶の弟と思われる男」は絵がすごくうまくて、すぐにみんなと仲良くなった。姉とは対照的だったのだろう。

(2008-03-29)

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