昼呑記

鑑賞記録2009

2009-12-28 / Last Modified: 2011-08-20 00:45:33

映画

「それでもボクはやってない」。コントムービー。裁判は茶番。怖い。

「大日本人」。前半は興味を維持して見ることができた。

「間宮兄弟」。よかった。沢尻エリカは本当にもったいない。広末涼子だって一過性のものだったんだから、きっと戻ってくることができるはず。

「バベル」。あまりのめり込めなかった。テーマが陳腐じゃなかろうか。

「アイ・アム・レジェンド」。楽しめた。

「めがね」。4回も挑戦して、ようやく眠らずに見ることができた。嫌いじゃない。

「十戒」。教養醸成のために見た。それ以上の感想はない。

「陰日向に咲く」。出演者が良かった。ストーリーはよくわからなかった。

「明日の記憶」。怖い映画。でも最後にやられた。正直に生きようと思った。

「グッド・シェパード」。デニロさん。ストーリーが把握できなかった。

「クィーン」。英国王室の描かれ方を知ることができ、興味深い。

「マイノリティ・リポート」。娯楽。

「ウエストサイド物語」。分野の先駆者的映画を今頃になって評価するのは難しい。

「ゆれる」。ベタな感想だけど、やっぱり後味悪い。

「銀色のシーズン」。たまにはこういうのを見てもいい。

「ロスト・メモリーズ」。発想が好き。でも、からくりはどうだろう。

「鍵がない」。結構好きなファンタジーテイスト。自分が何を嗜好しているのか把握できていないことを知る。

「ヒトラー」。ドタバタ劇。

「いちばんきれいな水」。夏休みの深夜に見たら、もっと印象は違っていただろうか。

「椿山課長の七日間」。こういうのもおもしろい。

「北北西に進路を取れ」。スピードの速い展開で少しついて行けなかった。でも、それを楽しむことができた。

「アルマゲドン」。見るまでバカにしていた。早く見れば良かった。

「手紙」。甘栗ムービー。杉浦直樹が最高。終わり方もいい。頼むから、沢尻エリカに復帰してもらいたい。

「沈黙の断崖」。沈黙シリーズ初見。強さが癖になる。

「かもめ食堂」。これくらいの感じで普段の生活を暮らせるといい。

「奈緒子」。 たぶん漫画の方がいい。

「アンタッチャブル」。詳細を思い出せない。階段落ち。

「サッドヴァケイション」。北九州サーガ。残念ながら声の音が小さい。小説を読みたい。

「下妻物語」。何度見ても好き。

「天然コケッコー」。10代で見ていたらいいんだろうけど。過ぎた日は戻らない。

「幸せのちから」。誰か雇ってくれないかな。

「釣りバカ日誌 17」。能登編。北海道ドリーム。特に何も起こらないのがすごい。

「汚れた英雄」。かっこいい。でも、映画ではそんなに汚れていない。足回りが決まらないんだ!

「ブラック・レイン」。20周年記念。

「お葬式」。約20年ぶり。また三河弁の考察をする羽目になる。

「幸福な食卓」。殺してしまうのはずるい。

「戦場のピアニスト」。ピアニストシリーズ。

「相棒 劇場版」。メッセージより娯楽。しかし、犯人が残忍すぎる。

「恋する日曜日 私。恋した」。何かの事情があって作られた作品だと推測する。

「セーラー服と機関銃」。最初の方の相米慎二演出がたまらなく好き。

「ワイルド・スピード」。たまに借りるのもいい。

「リング」。ちょっと納得いかなかった。もっと怖いのかな、と思っていた。

「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」。ファンとしては、収支が気になる。テレビでも良かったんじゃないかと思う。

「タクシードライバー」。もう1度見たら、印象変わるのかな。

「秘密」。名台詞「それが秘密だったのかよ」が出た。

「虹の女神」。こちらも人が殺されてしまった。市原隼人、かっこいい。

「ターミネーター3」。僕はこれでも結構好きなんだけど。

「バック・トゥー・ザ・フューチャー」。文句なしで好き。「懐かしい未来」。

「ターミネーター2」。やはり、トラックのフロントガラスが気になってしまう。

「クローズド・ノート」。別に。特にないです。

「チェリーパイ」。スターダストシリーズ。

「小説吉田学校」。合掌。

「アヒルと鴨のコインロッカー」。仕掛けは始めの方で気付いた。鳥葬が素敵。

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」。配役が適切。永作博美は幅広い。しかし、これも声の音が小さい。雨が降ると雨音にびっくりする。

「センチメンタルハイウェイ」。今でもこんな映画を作っているのか。

「ハンコック」。途中の方で少し話が見えなくなった。

「僕の彼女はサイボーグ」。素直に見ていられない自分がいる。もう若くない。

「SMOKE」。ポール・オースター。終わり方が気に入った。

「I am Sam」。陰謀論の人に共感を感じる。

「東京失格」。はっきり言おう。タイトルだけはいい。DVD特典の対談も結構笑える。

「南極物語」。生態系の破壊。

「グッドフェローズ」。ギャングは、いかにビジネスで金を作ることができるかが問われている。

「明日に向かって撃て!」。最近見たはずなのに、内容を全く覚えていない。最後死んだよね。

「プロジェクトA」。主題歌を歌いたくなってしまう。

「嫌われ松子の一生」。ドラマ版とずいぶん違っていた。今回はTVで見たのだが、カットシーンがあるとか。

「トキワ荘の青春」。これも声が聞き取れない。静かすぎる。暗すぎる。

「トランスポーター」。しばらくステイサムブームが来た。

「茶の味」。期待していたんだけど、その水準を上回ってこなかった。

「ひかりごけ」。鬼気迫る演技。

「トランスポーター2」。「1」の方がいいかな。

「ルート225」。ラストが結構きつい。

「風の歌を聴け」。配役が適切。期待は裏切らないので、まだ見ていない人がいたら「コワガラナクテイイ」と言いたい。

「プリティ・ウーマン」。オープンカーで再現したい。

「天使」。永作博美がうまい。深田恭子もはまっている。その他はどうだろう。駄作ではないと思う。

「あおげば尊し」。どうしても、これくらいに収まってしまうのかな。

「アキハバラ@DEEP」。物事の一面性。技術への過度な期待。

「ノーバディーズ・フール」。ジョークがあれば人生はやり遂げられる。発見した。

「セブン」。初めて見たときに比べて、そんなに猟奇的じゃない、と思ってしまう僕がいる。

「包帯クラブ」。ご自由に。ただし迷惑はかけないで。

「空がこんなに青いわけがない」。こういう才能と予算を無駄遣いした90年前後の映画には見る価値がある。

「ライトスタッフ」。教養。

「0093 女王陛下の草刈正雄」。タイトルと設定が素敵。でもギャグ映画は難しいことを痛感した。

「8 1/2」。「夢」と比べてしまうとわかるが、こういうことを描けるのはなかなかできないことだと思う。

「極道の妻たち 赤い殺意」。最初から最後まで「えーっ?」の連続。一度加速度がつくと、慣性の法則によりなかなか止まらない。

「TEAM NACS FILMS N43°」。それぞれがうまくまとまっているショートムービー。バランス感覚がよい。

「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」。懐古主義反対に1票。

「Dolls」。評価が難しい。

「男はつらいよ 噂の寅次郎」。久しぶりに見たけど、よくてきている。この年で見ると、細かい笑いが理解できて、すごく楽しい。

2009年の総括は、日記でどうぞ。

書籍

松井秀喜、「不動心」。新幹線の中で、新幹線並のスピードで読んだ。野球を知っていれば面白いはず。野球を知らない僕にはわからない。

佐藤正午、「女について」。短編集。内容は失念。確かブティックの話で、ラムコークの話があったと思う。僕はラムコークが飲めない。

伊丹十三、「日本世間噺大系」。ページ数があったので、結構手こずった。オチがなく、話が拡散していくのがリアル。

盛田隆二、「サウダージ」。「夜の果てまで」が好きなので、読んだ。「夜の果てまで」の方がいい。

森見登美彦、「太陽の塔」。初めての森見登美彦。以前、「草食男子」の特集記事に森見登美彦のインタビューがあって、彼は「わたしは母を喜ばせるために小説を書いた」と発言していた。文壇もついに親孝行のために書くまできたのか、とかなり衝撃を受けた。この本を読み終わって、「すべてはネタであってほしい」と願った。

佐藤正午、「スペインの雨」。短編集。こちらも内容は失念。

芥川龍之介、「羅生門・鼻」。いもをたらふく食う内容の短編に、少々考えこんだ。

清水ミチコ、「私の10年日記」。本当の日記のように、ささいな出来事が10年分。芸能界史とつきあわせれば面白いだろうか。

高村薫、「マークスの山」。精読していないせいか、途中で意識が飛んだ。谷に入ったのだろう。

小松政夫、「のぼせもんやけん」。「のぼせもんやけん2」。まず、表紙の絵が面白い。そして、内容が面白い。そして、心を打たれる。昔は頑張れば誰でも報われた時代のように思えうらやましく感じるけど、本当は、今と変わらず能力がある人が成功を収めているんだと思う。

佐藤正午、「夏の情婦」。僕の好きな短編、「傘がない」が収録されている。

森毅、「数学受験術指南」。むしろ、ここに書いていることを実行していない人がいることに驚いた。そりゃ、人と分かり合えるわけがない。教えてあげればよかった。

有島武郎、「小さき者へ・生まれ出づる悩み」。船上の漁師の描写が生々とよみがえる。

板東英二、「赤い手」。「赤い手―運命の岐路」。「運命の岐路」って重々しいな。にしても、戦時を経験した人の言葉は深い。何で今、あんな感じなのだろう。

萩本欽一、「なんでそーなるの!」。人気絶頂期は今とかなり違う人格だったんだろうな。

いかりや長介、「だめだこりゃ」。ドリフターズがきわめてバランスのとれたグループだったことが思われた。

夏目漱石、「吾輩は猫である」。もはや、この本ですら漱石を軽い気持ちで読めない。「21エモン」で出てきた「トチメンボー」の謎がようやく解けた。

志村けん、「志村流」。選択と集中が必要。

森繁久弥、「人師は遭い難し」。モリシゲですら、学生の花見の席で「知床旅情」を歌わされたりしている。僕らは文句を言えない。

佐藤正午、「放蕩記」。「小説を読むことが好きだから」というシンプルな欲望に立ち戻るところがいい。

植草甚一、「退屈の利用法」。リアルタイムの人ではないのでよくわからないけど、人気があったんだろうなと偲ぶ。

佐々木俊尚、「ひと月15万字書く私の方法」。ITを活用した文章生産法。仕事としての文章はこの方法でさっさと片づけ、自分の仕事をするための時間を作ろう。

ロビン・シャーマ、「3週間続ければ一生が変わる」。タイトルと内容が乖離している好例。参考文献リストとして使える。

「伊丹十三の本」。主に伊丹のエッセイストとしての側面をフィーチャー。「怒りの旅」には、僕も悶絶した。

山田ズーニー、「伝わる・揺さぶる!文章を書く」。時々読み返す。

野口悠紀雄、「「超」手帳法」。着手する気になれない仕事を始めるために使えるノウハウがあればいいんだけど。

山下洋輔、「ピアニストを笑え」。これからも読み進めていきたい。

「ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)」。リスナーはもちろん、芸能史としても十分楽しい。

野口悠紀雄、「超「超」整理法」。メタ好きの僕にはたまらないタイトル。ノウハウの部分はやや迫力に欠けるが、後半に感銘を受けた。

佐藤正午、「豚を盗む」。書いては眠り、起きては書く。

工藤公康、「現役力」。言葉を知ることの重要性を実感する。仮説を立てて試す。

高井伸夫、「朝10時までに仕事は片づける」。疲れた。

鈴木弘文、「体の疲労を早くとる本」。疲れが取れた。睡眠時間を確保してラッシュの電車に乗るよりも、早起きして空いている電車に乗る方が疲れない、という考え方がいい。

2009年の総括は、日記でどうぞ。

音楽

今年iTunesに取り込んだ音楽のうち、気になったものだけ。

サカナクション、「シンシロ」。「好きそうだから」という理由で薦められた。まだ琴線に触れてこない。

「Happy End Parade-Tribute To はっぴいえんど」。MDで持っていたのをiTunesに取り込み。

椎名林檎、「無罪モラトリアム」。再聴。どうだろう。

「UC YMO [Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra]」。「空から日本を見てみよう」で流れる「Firecracker」が聴きたくて。

テイ・トウワ、「Last Century Modern」。再聴。

クラムボン、「best」。こだわりを打破してくれた。

徳永英明、「SINGLES BEST」。ベタに、詞に励まされる。

「河島英五 全曲集'98」。「何かいいことないかな」と「生きてりゃいいさ」を知る。

「THE BAND OF 20TH CENTURY: Sony Music Years 1986-1990」。再聴。

「WIZARD OF OZONE -小曽根真ベスト・セレクション」。まだあまり聞き込んでいない。

Hiromi's Sonicboom、「Beyond Standard」。普段聞き。

山口百恵、「GOLDEN☆BEST / PLAYBACK MOMOE part2」。初期の声が、本当に百恵ちゃんかな、と思うくらい違っていた。

「CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT C&A」。ベストなのに、聴きたい曲が入っていなかった。

DREAMS COME TRUE、「THE LOVE ROCKS」。やはり、詞が苦手。

中島美嘉、「VOICE」。一瞬だけど、「はてしなくー」ブームが来た。

BONNIE PINK、「CHAIN」。年末に聴きまくった。

クラムボン、「てん、」。引き続き聴いている。

上原ひろみ、「Place To Be」。今年購入した唯一のCD。DVD付き。

真心ブラザーズ、「GOODDEST」。やっぱり聴いてしまった。

「Memories 加藤和彦作品集」。悲しくてやりきれない。

小林旭、「ゴールデン☆ベスト」。「熱き心に」を覚えるために。

CHAGE and ASKA、「VERY BEST ROLL OVER」。しばしの別れ。それにしても、スーパーとかベリーとかばっかやね。

「松崎しげる」。「ラーイオーンズ ウォウウォウウォウ」。

BONNIE PINK、「ONE」。高いクオリティーのパフォーマンスがすっかり安定したように思える。

スガシカオ、「ALL SINGLES BEST」。ガースのMDを移し替えるため。

「クライマックス ロマンティック・ソングス」。ドライブには欠かせない。

「ちょんまげ天国 -TV時代劇音楽集-」。「大江戸捜査網」のテーマが聴きたかったため。

paris match、「♭5」。すっかり忘れていたので、また聞き直すことにした。

First Impression、「supernatural」。今年、ふと記憶に浮上した。

ICE、「Greatest Hits!」。祝・復活ライブ。

orange pekoe、「Modern Lights」。Media Playerから発掘。

Perfume、「⊿」。タイトルをフォントがある文字群の範囲内におさめてくれて良かった。

小菅優、「リスト: 超絶技巧練習曲集」。たぶん、技巧がすごいのだと思う。

山下洋輔トリオ、「1973-07-12 - 新宿 - アートシアター」。後に行くライブに対して不安を覚える。ついていけるだろうかと。

日野皓正、「シティ・コネクション」。僕にはトランペットが合っていないようだ。

伊勢正三、「WORKS」。聴きたい曲(「親子鷹」のテーマ)が入っていなかった。

大滝詠一、「NIAGARA CALENDAR」。今年は「座・読書」を耳にする機会が多かったので。

JAYWALK、「JAYWALK SUPER BEST」。何も言えない。

「ひとつだけ / the very best of 矢野顕子」。目覚めが快適になる。

いきものがかり、「My song Your song」。帰りたい。でも、帰る場所がない。

Cymbals、「anthology」。埋もれていたのを発掘。昔の自分の嗜好というものは結構信頼できる。

2009年の総括は、日記でどうぞ。