昼呑記

索引の簡易作成法

2010-01-16 / Last Modified: 2010-01-19 18:52:45

野口悠紀雄先生曰く、「索引のない本は、本とは呼べない」。

ひどく反省した。
そして、このウェブサイトに索引を作成することにした。

索引を作るには、2段階の手順があると考える。

  1. 索引項目を挙げる。
  2. 索引項目を含む箇所を挙げる。

1. について。

索引項目を挙げるには、どうしたらいいか。
たとえば、形態素解析をする、専門用語自動抽出システムを用いる、索引作成委員会を設置する、索引作成委員を決めるための委員会を設置する、など、様々なアイディアがある。
が、今回は、自力で項目を挙げていくことにした。
少しずつやれば、いずれ充実してくるだろう、たぶん。
以前、自分のよく口にする言葉をリストアップしたことがあったので、これを流用した。

2. について。

まず、手でリンクを張ろうとした。
それは、早々にあきらめた。
ここでみんなつまずくから、索引が普及しないのだと思う。

次に、索引項目を文章中から見つけ出し、リンクを動的に張るプログラムを書こうとした。
これも、大げさなのでやめた。

最終的に、検索エンジン、つまりGoogleにリンクを張る作業を任せることにした。
具体的には、Googleのサイト内検索を利用し、索引項目をキーワードにした検索結果にリンクを張った。
Googleのサイトに移動するため、閲覧者の動作が一手増えることになるが、APIを使って解決するのも難儀なので、これでいいことにした。

実装した結果、以下の問題点が浮かび上がった。

まず、Googleのキャッシュが自分の意図と少し異なっている。
metaタグを駆使して、キャッシュを最適化する必要があるのだろう。

また、最新の検索結果が反映されるまで時間がかかる。
更新pingを一応打っているが、まあ仕方がない。
こればっかりは、Googleに頑張ってもらうより他ないだろう。